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300B(プスバン)のシングル自作アンプです。整流管は、274B(署光)です。前段は、東芝6C6です。電源トランスは山水のP-30B 、出力トランスはITS20W、CHは東立通信の業務用の大きなものです。1000vオイルコンデンサ２本です。　実は、このアンプはMJ誌からの製作記事で、前段がMT管のSRPPの２段の回路構成でした。アマ無ではVhf受信機のRF段の記事にも登場しており、珍しさと期待を含め製作してみたところ、"音の線?"が細いのです。SRPPは広帯域アンプのはずですので、高低共に豊か音を期待したのですが、音に弾みとか元気さが無いのです。以前、別の出力管でアンプをつくり、前段をSrpp回路で製作した時もそれを感じたことがあり、また300Bの古きアンプは前段が５極管であったことを思い出しました。早速、５極管の6SJ7の１段に変えたところ、弾みのある音を得ました。どうせなら300Bや274Bに合う古風な観を出そうと思い、6C6にして、シールドケースを装わせてみました。残念ながら、MT管の１本分の穴が残りましたが、ゴム栓でふさいであります。( 最後の写真　幸い、前からは見えません )　300Bのヒータは、直流化して、ハムバランサーは付けてありますが、小さく「ウー」と音楽前や間に気になります。これは直熱管永遠課題でしょう。音楽が始まれば気になりません。バランサーなどで微調整してみてください。　結果的に結構な物量を投じたことになり、全体として大きな重量になりました。業者輸送は、繰り返しの震動により、予期せぬハンダ外れ、ノイズ発生、自身の重さによるアルミシャーシの変形などが起きがちです。こちらは、岐阜県南部の高速中央道沿線です。基本的には、できれば手渡ししたいと考えています。しかし、やむなく業者輸送(ヤマト運輸)を希望される場合は、この点の心配をご理解のうえ、ご購入して下ださい。　尚、このアンプの100v電源入力は、インレット差し込み式です。ごく一般的な台形のものです。PC周りによくあります。この電源コードはご自分でご用意下さい。　業者輸送希望の場合は、18時以降到着の着払いで送ります。