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2013年にバブアーとNORTON & SONSのコラボラインで販売されていた、ロングコートです。以下、当時のキャプションです。「Barbour × Norton & Sonsは、1821年に創業したロンドンのサヴィル・ロウにある老舗ビスポークテーラーNorton & Sons（ノートン＆サンズ ）とコラボレーションしたファーストライン。ノートン＆サンズのオーナー、 Patrick Grant（パトリック・グランド）のディレクションにより、アウターからニット、シャツ、パンツや、カシミアマフラー、バッグなどのメンズコレクションを展開する。」「UIST (¥136,500)は、バブアーのヴィンテージアーカイブから発想を得てデザインされたオイルドクロスのコート。防寒のためにデザインされた二重構造の前立てや、乗馬の際に足が開きやすいように施された長いスリット、裾のはためきをおさえるためのレッグストラップなど、伝統的なこだわりのディテールが魅力。」ラインアップの中でもこのコートは目玉で、すぐに店頭から無くなっていたと記憶しています。今となっては非常に貴重な存在です。私が所有している洋服の中でも、特にオーラを放っているコートです。全身を覆うような長い着丈、枯葉のような濃色ブラウンのオイルクロス、深い２重の前立て。各ボタン裏側は力ボタンで補強されています。襟裏には収納可能なチンストラップが付きます。袖口はツイル地で補強され、内側には風やほこりの侵入を防ぐナイロン地のパーツが付きます。また脇下にはベンチレーションホール、腰のポケット口には革パーツで補強があったり…どこまでやるんだ、と思うほどに長く使う為の工夫がされています。希少性と作りこみの凄さから、こういうモノが将来ヴィンテージとして価値のあるモノになるのかなと思わされます。右袖に生地に穴がある為、比較的お安く出しています。最後の画像でご確認ください。生地の端切れが付属していますので、リペアショップで十分パッチワーク的な補修が可能な事柄かと思われます。補修しながら一生着れるのがバブアーなどのこういった製品の持ち味かと思いますが、気になる方はご遠慮ください。詳しい寸法は以下の通りです。肩幅 46.5cm / 身幅 58.5cm / 着丈 111cm / 袖丈 63cm