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ピンクといっても、ちょっと控えめなピンクなので、とても気品があるお色です。何気なく帯の売り場を徘徊（やめようと思っていても、つい）していて・・とうとう購入してしまいました。だから、いつも懐が寂しくてなりません。今年の春です。あんまり気に入った訳では無くて、何かお断りができないで・・すすめられるままに・・・仕立て上がってびっくりしました。とても素敵な帯になりました。お写真2枚目のようにまだ包まれたままで、なんとかほどいて、前の部分のお写真（最後）を撮りました。帯としては変わった柄です。自分はシルクロードと勝手に名付けました。30代から80代までおかしくない、小紋にも、また、紬でも、お洒落に着こなせる逸品で、季節も問いません。ラクダに乗っている人がいます。ラクダを引いている方もいます。鞍上の方は高貴な方か、今でいうセレブの方のよう。鳥のような大きな動物もいて・・トーテンポールかもです。ラクダというと砂漠と思ってしまいますが、植物も沢山描かれているので、砂漠ではないかも知れません。柘榴のような果物が描かれています。ザクロはトルコとかが沢山取れるようなので、トルコはシルクロードだったわね　と調べました。様々、情報を調べていたら、世界最古の町（街）コンヤという町が、アレキサンドロス王の征服前からトルコにあったそうです。この帯のように素敵な街ではないかもですが、この絵柄は随分と豊かな感じなので、何前年も前のコンヤの街なんて、想像をして楽しんでいました。突然に手を痛めてしまい、自分で着物を着るのが大変になりましたので、今は新品のお品を出品させていただいています。このまま箪笥の何とかより、帯も、しめていただいたほうが生きる、シルクロードに想いを馳せるロマンが広がると感じています。いつもは、手書き帯は、小紋と揃えて、高島屋清流庵で購入していましたが、こちらは直接仕入れのお品のようです。上代198000円でしたが、すすめられた時に興味が無かったので、ちょっとブランドを覚えていなくてすみません。どなたかに気に入っていただければと、随分と安価にしています。