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ご覧頂きありがとうございます。こちらは、旧日本軍の九八式軍刀です。出品物は写真2枚目のものが全てで、刀緒は綺麗ですが房が1つ切れており、刀袋は底がほつけているので、付属品2つはおまけ程度にお考え頂ければと思います。いわゆる略式外装の野戦仕様？になるでしょうか。鞘は革巻き木鞘です。刀身は模造刀身が入っています。実戦投入された野戦仕様となりますと、状態が良くないものも多いですが、こちらは比較的良好かと思います。もちろん、模造刀身以外は当時ものですが、柄と鞘をつなぐ革部材については入手時の段階で破損しておりましたので、当方にて自作・補修したものとなっております。柄は鮫皮覆いで、親粒こそ無いですが比較的大きめの粒の鮫皮で覆われており、三連桜の目貫も厚めで、全体的に重厚な雰囲気のある拵えです。刀身はずしりと重いので、おそらく亜鉛合金製の模造刀身と思いますが、刃紋もあり比較的綺麗です。鍔には少し遊びが見られますが、刀身自体は目釘で柄にしっかり固定されており、ガタつきは無いようです。鞘は木製で、巻き革は袋縫い？でしょうか、縫いしろが無く鞘にぴったりフィットしており良い感じです（逆にステッチが見える方が好きな人もいらっしゃると思いますので、好みの問題はありますが）。鞘の縫製もほつれや切れなく、状態良好です。石突の部分はさらに当て革にて補強されており、こちらはステッチが見える平縫いにて取り付けられています。さすがに地面に接していたと思われる下端部分は擦り減りが見受けられますが、実用されていた証拠でもあるので、趣深いのではないでしょうか。なお鞘の巻き革ですが、鞘にフィットしており、鯉口部分の結び目も写真のような感じですので、損傷が怖くて外しておりません。あしからず。保革油でメンテしておりましたので色合いは良い感じかと。その他詳細につきましては、写真でもご確認頂ければと思います。いかんせん年代物の骨董品で、経年の劣化も見受けられますので、「傷や汚れあり」にて出品させて頂いております。神経質な方、完璧を求められる方はご遠慮下さいませ。また素人自宅保管の中古品ともなりますので、誠にお手数ですが、良くご確認頂きまして慎重にご検討をお願い致します。以上、もしお気に召された方がいらっしゃいましたら、コレクションにいかがでしょうか。#日本軍